ver.001202
鎌 倉 橋 (かまくら ばし)
/Photo Galleryへ/
鎌倉橋は、千代田区大手町1丁目と内神田1丁目との間で、都道402号線(外堀通り)を渡す橋である。
この橋の創架は昭和4年、復興事業により架けられたものである。この付近は、江戸築城の時、鎌倉からの石材を陸揚げしたところから鎌倉河岸と呼ばれた。橋名はこれによっている。
橋体や高欄などの外面は、素打ちのままの非常に簡素な造りとなっている。フラットなライズが印象的で、川筋の同様の形式にはない、軽快なイメージをもっている。
維持管理密度が低く、コンクリート表面の中性化が進行している。内神田と大手町を結ぶ位置にあり、歩行者の非常に多い橋である。これにふさわしい維持管理が望まれる。補修工事中の高架構造物の仮設材が、最悪の雰囲気をつくりだしている。
- 橋梁形式 鉄筋コンクリートアーチ橋
- 橋 長 30.10m
- 幅 員 22.60m
- 架設年次 昭和4年4月(復興局)
- 建設機関 東京都
- 管理機関 東京都
- 最 寄 駅 JR神田駅
地下鉄丸の内線/半蔵門線大手町駅
|