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三  崎  橋(みさき ばし)

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mishaki bridge

  三崎橋は、千代田区飯田橋3丁目と三崎町3丁目との間で、千代田区道を渡す橋である。

  この橋の創架は明らかでないが、新三崎橋と同様に、明治36年(1903年)の開削以降である。現在の橋は、大正15年5月に震災復興事業により修復した橋を架替えたものである。両側に人道橋が架けられているので、側面から見ることができない。

  新三崎橋右岸の旧国鉄飯田町駅(貨物専用駅)への航路の入口に位置する。神田川から急なカーブをとって日本橋川に入る、ちょうどその位置に架かっている。1−スパンの下路形式を採用したのは、艀などの操船上の安全のために橋脚を設けず、また桁下空間を取る必要からである。3−スパンの新三崎橋(旧橋)では、ラーメン構造で主桁高を押さえ、桁下空間を確保している。しかし、橋脚を設けたために、艀によるダメージを受けた。
    (車道部)
  • 橋梁形式   下路式単純鋼鈑桁橋
  • 橋  長   27.00m
  • 幅  員    6.90m
  • 架設年次   昭和29年3月
  • 建設機関   東京都
  • 管理機関   千代田区 (歩道部)
  • 橋梁形式   下路式単純鋼鈑桁橋
  • 橋  長   33.60m(上流側)31.60m(下流側)
  • 幅  員    2.10m
  • 架設年次   昭和62年3月
  • 建設機関   千代田区
  • 管理機関   千代田区
  • 最 寄 駅   JR水道橋駅