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新三崎橋(旧 橋)(しん みさき ばし)
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この橋の創架は不明であるが、明治36年(1903年)の開削以降である。現在の橋は、関東大地震に生き残った木橋を、震災復興事業により架替えたものである。形式は、川筋で唯一の鉄筋コンクリート門型ラーメン橋である。
首都高速道路は、やや下流側で川筋を離れている。この橋は、高架構造物の重圧から開放され、独自の橋の空間をつくれるはずである。
打ちっぱなしのコンクリート橋ではあるが、脚と主桁の節点部の橋側燈や脚上部のタイルなど、ささやかな装飾がほどこされている。高欄にもそれなりの工夫がなされている。荒れるに任せる管理から、これらを生かす管理が望まれる。
- 橋梁形式 鉄筋コンクリート門型ラーメン橋
- 橋 長 28.00m
- 幅 員 8.40m
- 架設年次 大正15年12月(東京市)
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