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新 三 崎 橋(しん みさき ばし)

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shin_mishaki bridge

  新三崎橋は、千代田区飯田橋3丁目と三崎町3丁目との間で、千代田区道を渡す橋である。

  この橋の創架は不明であるが、明治36年(1903年)の日本橋川開削以降である。旧橋(現橋に比して)は、震災復興事業により、大正15年に架橋された。川筋で唯一の鉄筋コンクリート門型ラーメン橋であった。平成13年7月、現橋の架橋に伴い撤去された。架橋以来75年の供用に耐えたことになる。

  現橋は、日本橋川右岸側に広がるJR貨物跡地(旧国鉄飯田町駅ヤード)の再開発にあわせて架けかえたものである。平成14年2月5日、あいあい橋とともに開通式が執り行われた。

  再開発地区へのゲイト的な位置にあり、JR水道橋駅方面とを結んでいる。下流側には、旧橋にはなかった歩道(幅員3.0m)が設けられた。デザイン密度の高い高欄や親柱など、荒れるにまかせた旧橋の管理状態を一新した。橋詰広場も整備され、歩行者が立寄ることのできる楽しい橋詰空間となっている。しかし橋の形態には、旧橋の安定感やこの橋の歴史を物語るものはない。
  • 橋梁形式   単純鋼床版鈑桁橋
  • 橋  長   28.30m
  • 幅  員   11.20m
  • 架設年次   平成14年1月
  • 建設機関   千代田区
  • 管理機関   千代田区
  • 最 寄 駅   JR水道橋駅